応急手当

活動中の怪我や病気がないように心がけていただいていますが、万が一、急な怪我や病気に見まわれたときの応急手当として参考にされてください。

切り傷・すり傷

清潔な水で傷を洗い、異物を取り除いてから消毒して絆創膏を貼る。出血が激しければ、清潔なガーゼやタオルを傷口に当てて圧迫して止血する。ガーゼ等が手に入らない場合は傷口より心臓に近い血管を圧迫して止血する。

身体に異物が刺さった場合

大きな異物が刺さった場合、外れると出血がひどくなるため、ガーゼや包帯で異物の根本を圧迫し、動かないようにしてから抜かずにすぐ医療機関を受診する。

眼に異物が刺さった場合

外そうとすると眼を傷つける恐れがあるため、抜かずにすぐ医療機関を受診する。

打撲・ねんざ

幹部を安静にし、冷却スプレーや氷水で冷やした後シップを貼る。
ねんざの場合は幹部をきつく固定する。

脱臼・骨折

脱臼の場合、戻そうとせず医療機関を受診する。骨折の場合、幹部を動かさないよう副木を当てて包帯で固定し、すぐ医療機関を受診する。

ハチに刺された場合

冷静にその場から離れ、針が残っていたら指ではじいて取り除く。
ポイズンリムーバーで毒を吸い出し、患部をきれいな水で洗浄し、冷やしてすぐ医療機関を受診する。
蜂毒アレルギーは、蜂に刺されてから約15分以内に症状が出ますので、応急手当、病院へいくようにしてください。

夏場の活動で特に注意すべきものに蜂に刺されるということです。蜂災害を防ぐためには巣に近寄らない、振動などの刺激をあたえない、巣の近くで作業を行わない、防蜂網の着用、殺虫スプレーなどの携行が大切です。

ダニにかまれた場合

無理に自分で外さず、医療機関を受診して外してもらう。

熱中症の疑いがある場合

暑い環境で体調不良になった場合、熱中症の可能性が高いので、すぐに涼しい場所に運び、身体を冷やす。
意識に異常があればすぐに救急車を呼ぶ。
吐き気がなければスポーツドリンク等の冷たい飲み物を飲ませて様子を見る。 吐き気がある場合や、症状が改善しない場合は、すぐ医療機関を受診する。

安 全 管 理

活動される際には安全第一で活動されてください。