~森林と海を育む~ 企業の森づくり
■平成24年12月5日 実施方針が改正されました
詳しくは3_森と海を育む_企業の森づくり実施方針.docをご覧ください。
■平成24年12月5日 企業等による県営林の整備実施要領が改正されました
詳しくは4_企業等による県営林の整備実施要領.docをご覧ください。
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~森と海を育む~企業の森づくり
森林は、木材生産だけでなく、豊かな水源を育み、二酸化炭素を吸収して地球温暖化を防ぐ働きなど私たちの暮らしに欠かせない、重要な機能を有しています。しかしながら、近年では林業の採算性や山村の過疎化などにより手入れが行き届かず、森林の機能が弱まっています。
地球温暖化や大気汚染といった地球規模の環境問題への関心が高まりつつある中で、企業のCSR活動の一環として取り組まれる『企業の森づくり』は、地球温暖化防止や生物多様性保全に加えて、社員の環境教育・福利厚生・地域交流を通した地域社会への貢献、間伐材などの地域材の利用を通したグリーン調達や新たな環境配慮商品の開発など、さまざまな形態に広がりを見せています。
「企業の森」活用方法
「企業の森」には、環境貢献、福利厚生、環境教育などの活用方法があります。
環境教育 森林と人との関わりを体験する環境教育のフィールドとして活用することで、環境保全教育に取り組む企業の姿勢が職員・地域住民など多くの人々に浸透します。
福利厚生 森林をレクリエーションやボランティア等のフィールドとすることで、社員に対する癒しの空間づくりができます。
環境貢献 地球温暖化防止など環境貢献活動の取り組みが社会全体の環境保全に繋がります。
企業の森づくりの流れ
当センターでは、『企業の森づくり』を行う企業の皆さまを支援しています。森づくりをご検討される際は、当センターまでお気軽にご相談ください。
活動方法などのご希望をもとに、活動実施までのさまざまな準備をサポートします。

これまでの【事例】
♦㈱ホルス「ホルスの森」

活動場所:長崎市民の森
活動面積:1.0ha
協定締結日:令和3年8月26日
協定期間:5年間
活動内容:森林整備
遊歩道の整備
森林環境教育
㈱ホルスは地域の子ども達との繋がりを持ちたいと考え、長崎市民の森に「ホルスの森」を作りました。今後は、森林組合及び社員の皆さんで森林整備や遊歩道の整備を行い、子ども達と一緒にイベント等も行っていく予定です。
◆長崎トヨペット㈱・ネッツトヨタ長崎㈱
「ハイブリッドの森」

活動場所:長崎市長浦町、長崎市琴海町
活動面積:第1期 14.88ha
:第2期 22.29ha
:第3期 6.69ha
協定締結日:第1期 平成22年1月20日
:第2期 平成26年3月31日
:第3期 平成31年4月1日
協定期間:第1期 5年間
:第2期 5年間
: 第3期 5年間
活動内容:間伐・植樹・育林・森林環境教育
長崎トヨペット㈱・ネッツトヨタ長崎㈱両者共同で、平成22年1月から「ハイブリッドの森」と名付けた県有林の森づくり活動(森林保全・育成)を行っています。
第1期は14.88ha、第2期の平成25年には22.29haの森林整備を行ってきました。間伐や作業道の整備は森林組合に委託されており、その費用はハイブリッド車の販売代金の一部でまかなわれています。
さらに第3期として、平成31年度には県営林を6.69ha増やし、間伐のほかクヌギの植栽を行い、全体で43.86haの森林づくりに取り組んでいます。
◆長崎トヨペット㈱・ネッツトヨタ長崎㈱
「ハイブリッドの森」に植樹しました!
令和3年4月29日に長崎トヨペット㈱とネッツトヨタ長崎㈱の両社職員による植樹祭を開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大により中止が決定したため、5月11日に長崎南部森林組合に委託してクヌギ600本・ヒノキ24本及び桜・楓の記念植樹が完了しました。


♦(株)読売新聞西部本社・(株)長崎国際テレビ
「九州・山口 未来の森」協定締結式が行われました
令和3年4月13日(火)長崎県庁において、株式会社読売新聞西部本社、株式会社長崎国際テレビ、長崎県の3者による「九州・山口未来の森」の協定締結式が執り行われました。

活動場所:佐世保市世知原町
活動面積:0.2ha
協定締結日:令和3年4月1日
協定期間:10年間
活動内容:森林整備・植樹・育林・森林環境教育
株式会社読売新聞西部本社は今回の森づくりにあたり、佐世保市内にある販売店が古紙回収を管内で初めて行った経緯があることから、読売新聞にとって九州・山口では初めてとなる企業の森づくりをぜひ佐世保市から始めたいとの意向があり、同市世知原町の森林所有者から山を預り「九州・山口 未来の森」と称し活動を行っていく事となりました。
秋頃には地元住民や小学生を招き、植樹イベントを開催する予定です。
◆九州電力㈱長崎支店
「九電みらいの森」

活動場所:島原市南千本木町
活動面積:第1期 1.86ha
:第2期 1.86ha
:第3期 2.0ha
協定締結日:第1期 成22年10月30日
:第2期 平成26年4月1日
:第3期 令和2年3月3日
協定期間:第1期 3年間
:第2期 3年間
: 第3期 3年間
活動内容:森林整備・植樹・育林・森林環境教育
九州電力㈱長崎支店では、雲仙普賢岳の噴火で災害にあった島原市南千本木町にて「雲仙・普賢の森植林ボランティア」を平成13年度から開催してきました。地域住民と共同した取り組みにより、平成22年10月までに10万本もの樹木が植えられ、雲仙・普賢の森は本来の姿を戻しつつあります。
その森の一部は、平成22年10月より企業の森として長崎県と協定が結ばれ、「九電みらいの森」と名付けられました。活動は、植樹から育林へと姿を変えており、ボランティアによる森林整備活動「こらぼらQでん」も定期的に開催されています。

◆長崎にっしょうかん・にっしょうかん新館 梅松鶴・にしょうかん別館 紅葉亭
「HMI 長崎にっしょうかん しおかぜ香る おもてなしの森」

活動場所:長崎市脇岬町
活動面積:第1期 0.0864ha
:第2期 0.0864ha
協定締結日:第1期 平成25年12月10日
:第2期 令和3年4月1日
協定期間:第1期 5年間+3年期間延長
:第2期 3年間
活動内容:森林整備・植樹・育林・森林環境教育
長崎にっしょうかんでは、松くい虫被害にあい、枯損木が多数発生した脇岬町の防風林(市有林)を企業の森として、平成25年度から平成29年度まで植栽などに取り組んでおり、平成30年度からは主に森林整備を行っています。
