現川里山保全の会

主な活動地域:長崎市現川町地域の山林地帯~うつつがわ森林公園

主な活動:里山整備、資源利用

概要: 現川町地域内の「植林地の保全活動」及び「うつつがわ森林公園の管理~整備~山の幸栽培(椎茸・キクラゲ)」等に、取り組んでいる団体です。
 私たちの地域は山間に囲まれた地域で、面積は約5,6k㎡、そのうち約8割近くを山林で占めている。JR現川駅を中心に低地に集落が点在し、集落の周辺また山肌沿いに農耕地(田畑)が広がっている地域です。いわば、農業・林業で培われてきた地域です。昭和40年後半から当時国鉄(現在JR)が通り現川駅ができ、山間には林道が開設され、山間尾根沿いの山頂に行くのも、短くなって山登りも容易に行けるようになったものです。しかし、便利になった一方で、西山台方向・中尾/木場方向・川平
方向と通り抜けができるため、林道沿いは不法投棄の山となっていったのです。

 このことがキッカケとなり、平成15年頃から、最初は林道の伐採・ゴミ拾い、次にアジサイ植樹1,500本(アジサイ道路の取り組み)、次に桜の植樹150本、次に一層のこと山頂付近を公園にできないか?と健闘し、手づくりの森林公園の建設にと進めてきました(林野庁の交付金活用)。
 現在、森林公園では炭焼き窯を設置し冬場には炭焼き体験会・森林自然体験・山の中でのコンサートなどを行っています。キッカケはマイナス的森林の現状(不法投棄の山)から、「何とかして山(森林自然)を守ろう」ということで取り組んできましたが、今では「山を活かした地域活性化」に取り組んでいます。

代表者名:山本 龍夫

連絡者名:高松 隆也

森林ボランティア団体登録:平成28年~

会員数:30名