チームYOSAKUの安全講習会を取材しました

 森林ボランティア団体のチームYOSAKUは、今年度から林野庁事業森林山村多面的機能発揮対策交付金を活用し、
西海市中山郷の元薪炭林を整備します。安全講習会は長崎森林山村対策協議会が県内60団体へ安全な活動の為に
年に8回開催しており、今回はチームYOSAKUから開催要望があった為、センターで取材しました。
 テーマは伐木の基本で混合油の作り方、チェーンソーの点検、ソーチェーンの張り、チェーンブレーキのかけかた
など基本的なことからスタートしました。伐木では、伐る時の姿勢やチェーンソーの持ち方、木の重心、ツルがらみ
風向きで伐倒方向が変わる事などが説明されました。モニタリング講習も行い、中心木から5.65mの半径で薪にする材
がどのくらい採れるかをイメージしてもらいました。
 参加者は、受け口や追い口の入れ方や、周囲に人がいないか、伐倒方向に支障物がないかなど確認していましたが、
込み合った林内でかかり木となった為、ロープを使用した、かかり木処理法で安全に伐倒し造材までおこないました。
 当初の予定より時間を要した安全講習会でしたが、私にも分かりやすく、伐木に潜む危険にも気づきがあり、
学びの多い安全講習会でした。