おてんば窯子ちゃん

 陽気が良くなり、昔なら火鉢を片付けようかとする頃になってようやく炭焼きが本格化してきました。仕事の合間の日曜炭焼きなので、そこは致し方ないところ。
 4窯目の窯出しにひょっこり遊びに来てくれた同僚が動画を撮ってくれたので、恥ずかしながら公開いたします。

 窯つくりに際し、石の上で焚火をしてみたのでわかっていたことではあるのですが、やたらめったらはじける炭焼き言葉でいうところの「男石」で築いてしまい初窯出しの騒動と言ったら、まるで中で銃撃戦でも始まったかと思うほどです。長野の親方に相談すると、「ぱかんと2つ3つに割れる石は、それ以上割れないが、表面からパチンパチンやるやつはどうにもならない」といいます。わたくしの経験にも合致する話ですが、これほどはじける石を使ったことはなく、しかも実際はパチンパチンなどというかわいいものではなく、ドカンドカンといったものですから頭を抱えてしまいます。
 若い友人との間で、「窯子ちゃん」と、おどけた擬人化をして(男石なのに!!)、「お転婆で困る」などとぼやいておりましたところ、あにはからんや、2窯目、3窯目と重ねるごとにだんだんと落ち着いてきて、今回はおとなしいもんでした。まあ、最初の騒動で窯壁が相当傷んでしまって、当分いい炭は出せそうにないけど、補修は後にして、今シーズンはこれで良しとします。

 はじめは、バチバチやりあうけど、時間をかけ次第に落ち着いて、パートナーと呼吸が合うようになってくる。炭焼き窯もなんとなく若い夫婦の間柄のようです。

 女房の扱いを講義することはできないけど(誰か指南して!)、炭焼き窯の扱いなら多少指南できます。そのうち講習会でも開きましょうかね。

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